春が来ました!

北ドイツの冬は長くて暗いです。
年によりますが、だいたい10月の半ばぐらいから3月の半ばまでぐらいでしょうか。
日照時間も夏と冬でかなり違うので、特に真冬はほとんど夜という感じがします。

そんなところにもやっと春が来ました!!
寒いのが苦手なわたくしには(寒いところに住んでるというのに・・)
もうそれだけで嬉しくて嬉しくて!

特に晴れているときに、行き帰りなどは、春にしか見ることのできない風景が
見たくなって、かなり回り道をしたりしてしまいます。そこでいろいろな木々や花々を
ゆっくり見たりしていると、思い返したりすることがあります。

それは。。。

初めてドイツへ是非行ってみたい!と思った、12歳の中学生の時でした。
そのきっかけとなったのは、国語の授業での教科書に登場した、ヘルマン・ヘッセの
作品に出逢ったことです。日本語での題名は、「少年の日の思い出」という10代の少年を
主人公に作られた物語です。

そこで書き綴られた、青少年ならではの純粋に揺れる心情の描写に大変な衝撃を受けました。
自分の年代も主人公と同じだったということもあったと思います。それまでドイツ文学といえば、
グリム童話しか知らなったのですが・・こんなにも人の思いを直接的に表現しながら読む者の
心を魅了する芸術があったんだ・・と感銘しました。

それからしばらく、他の作品も読み続けることとなりましたが、彼の文章の中には、
大変頻繁に自然風景の描写が出てくることがあり、またその美しく繊細に表現された色彩や
形は、当時日本にしか住んだことがなかったわたしには、どんなに思い出そうとしても、
見たことのないものばかりでした。

なので、いつかあの国へ旅行に行って植物を見てくる!と密かに決意していました。
(まさかその後何年も住むことになる国とは、その頃想像もしていなかったことでしたが・・)

春に外を散歩して、その時にしか咲かない花々や緑を目にすると、ああこれだったのだろう・・・と
当時を思い出したりしながら感動するとともに、ふと大変懐かしい思いにもなります。


家の近くを散歩したときの写真を撮ったので、upしてみました。他にもまだありますが、またの
機会にできればと思います。

アルスター湖畔です。

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桜に似ていますが、よ~く見ると違います。

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by pianist_naomiy | 2009-05-06 06:46 | つぶやき