第3回目~ドイツより♪解説つき

これまでブログも瀕死状態になったりしながら、なんとか乗り越えておりますが、、

、、とこの度は、書けるときに!と、一気に書いております。。󾬄

さて、、またまた直前ぎりぎりの告知となってしまいたしたが(^^;明日、、というより本日(^^;イブニングコンサート第3回目がございます。

作成いただいたチラシはこちらになります。
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ちなみに写真ですが、以前のはピアニストに見えないと不評でしたので󾭛10年ぶりに撮影していただきました。。

今回のテーマは、「クリスマス~ドイツより」です♪今回は全てドイツ関連となります。

作曲家の当時の心情や当時の歴史背景を追いながら、音楽を共にできればと願っております。

長くなってしまいますが、以下、やっと作成できましたプログラム解説です。研究課題を終えたような気分であります(^^)/

会場で配布されますが、事前の共有を勧められたこともあり、公開いたします♪


~解説~

1.バッハ パルティータ第1番

ヨーロッパ諸国の踊りを組み合わせたもので、プレリュードを始めとして5つの舞曲から次の通り構成されている。1.プレリュード(導入) 2.アルマンド(ドイツ風) 3.コレンテ(イタリア風) 4.サラバンド(スペイン風) 5.メヌエット(フランス風) 5.ジーグ(イギリス風)
バッハが聖トーマス教会音楽監督に就任していた時代に作られた曲で、ケーテン候レオポルドの摘子の誕生祝いとして1726年に献げられた。ヨーロッパ諸国の様々な特徴と、幼子誕生の喜びと感動とが一体となって表現されている愛らしい作品。

2. バッハ(ヘス編曲)「主よ、人の望みの喜びよ」
クリスマス曲と広く知られるこのコラールは、バッハの教会カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまにより」に含まれている。
「コラール」はプロテスタント教会で礼拝のときに会衆が歌う賛美歌のことで、「教会カンタータ」は礼拝において、その日の説教のテーマとなる福音書などの朗読と説教の間に演奏される、メッセージ性を持った音楽である。この曲は、クリスマス直前の日曜日のために作曲された作品を改定した後、「聖母マリアの訪問の確日」に初演されたことから、以後クリスマス曲として定着するようになった。マリアの受胎の感動と告白が、始終続く3連符のリズムによって、喜びのモチーフとして表現されている。
編曲者マイラ・ ヘスは、イギリスの著名な女流ピアニスト。第2次世界対戦中に、ロンドンの全てのコンサートホールが閉鎖されたとき、毎日行っていたナショナル・ギャラリーでのランチタイムコンサートで、毎回アンコール曲として演奏しており、自身にとっても思い入れの強い作品となっている。

3.『コンソレーション』(英語:Consolations)S.172は、フランツ・リストのピアノ作品集。『慰め』と英語から訳されている。原題はフランス語でConsolations, Six Penseés poétiques(慰め、6つの詩的思考)。ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公妃マリア・パヴロヴナ(ロシア皇帝アレクサンドル1世の妹)。に捧げられた曲。リストの女性との交際を支援した人物といわれる。

4.ベートーヴェン ピアノソナタ第14番『幻想風に』「月光」作品27-2
ベートーヴェンが30歳のときの作曲された。弟子で、恋人でもあったイタリアの伯爵令嬢ジュリエッタ・グイチャルディに捧げるために作曲された。ジュリエッタはシントラーの伝記で「不滅の恋人」であるとされている。「不滅の恋人」に宛てられたベートーヴェンの手紙は、情熱と葛藤に満ちており、最後は自身で下した決別とも見られるような告白となっているが、死に至るほどの心情であったことが、この曲においてそのまま表現されている。
通常ソナタ第一楽章は、軽快なテンポ設定として作曲されるが、あえてゆっくりな演奏を指示しているところから、悲しみに衰弱しきったベートーヴェンの感情が表れており、重々しい葬送行進を連想ような三連複が始終続いている。第二楽章は、形式上は緩和楽章であるところから、本来ならば心の休息となるような役割を果たすが、極端に短く作曲されており、ほとんど心が休まらないほどの危ない状態が伺える。第三楽章では、極度に速い16部音符の連続により、苦悩が悲劇的に表現され、何度も訴えかける和音が激しい叫びとなり、最後は両声部が同じように凄まじい下降を辿ることにより、破滅として締めくくられる。
音楽家として致命的とも言える難聴にも悩まされていた当時、日記の中では、自身に言い聞かせるようにして、次のように手記している。
「忍従、お前の運命への心からの忍従、唯これのみがお前に犠牲を~奉仕活動を強いるのだ~お前自身の中、お前の芸術の中以外は、お前にはもはや幸福はないーおお、神よ、私に打ち勝つ力を与え給え、何物も自分をこの世に縛り付けてはならぬーかかる状態ではA(不滅の恋人)のことも全てが破滅だ」

♪♪♪♪

ベートーヴェンのたった1曲を取り上げるだけでも、1人の人間の困難に立ち向かう精神を垣間見るに至り、その姿には心打たれます。そして音楽はもっと直接的に魂に訴えてきます。。

少しでも、音を通じてその精神性をお伝えできるよう、明日も頑張ります♪


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by pianist_naomiy | 2015-12-10 01:42