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春 ♪

ドイツで5月というと、澄み切った晴れ空、そして一斉に咲きだすお花に
囲まれるイメージなのですが・・・

ここハンブルグは最近初冬の日々が続いていました。。空は雲で灰色に覆われ、
外を歩くと冷たい風に打たれるため、寒がりのわたくしは冬用のコートを着ているほどでした。

今年の初めから、ドイツは大寒波に見舞われておりましたが・・五月までこうなるとは。。007.gif
3月に一瞬暖かくなっていたのですが・・。

気温も10度を超えることがなかなかく、室内には暖房もついているほどでしたが・・

そんな中

今日はハンブルグにもやっとやっと再び春日がやって来ました!058.gif
澄み切った青い空を背景にやっと開花したお花を見ていると、それだけで幸せな気分になります。

写真を撮り忘れたのですが・・晴れている日々が続くうちになんとかカメラに納めます・・!

♪★♪★♪★

最近危うく・・ブログをまた長~く放置しそうになってしまいました。。すみません。。040.gif
実は、このブログを初めて今月で早くも一年を迎えたことに気がつきました。

自分の日記や文章を不特定多数の方々に読んで頂くのは、恐ろしくてできない!と
思っておりましたが、周囲の方々の勧めにより

音楽活動のことをご報告させて頂くために、始めたのがきっかけでした。初めは、
お知り合いの方々に向けて書いていたつもりでありましたが・・

演奏会で初めてお会いする方々に、「ブログ読ませて頂いてましたよ~!」と
様々なお声をかけて頂いたことには、驚きましたが、なんだか有難いような恥ずかしい思いでもあります。012.gif

と存じて上げていてはも、時々更新が増えなくなってしまったりしてしまい、申し訳ないです。
さらには、どうでもよいことを書いてしまったかな・・と思うこともあります。。011.gif

にもかかわらず、読んでくださっている皆さま、そして温かいコメントを頂く方々、
改めてどうも有難うございます!

それから申し上げるべきことが一つ・・すでにご存じの方々もいらっしゃるかと思いますが、
わたくしには書きすぎるという悩みがございますっ!これは小さな頃からなのです。。

他の原語で書く時も、誤字や文法の怪しさも時には忘れ・・・自分の思いを文字に
しようとすると、大量に書いてしまうことがあります。。

・・・気をつけます!!

これからも、日記を綴っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。040.gif

♪★♪★♪★

さて・・・ブログを放置していました間に、3つの演奏会に出演しておりました。

まずはフルーティストとのデュオ。060.gif
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オペラのラ・トラヴィアータをフルート用に編曲したものを、一緒に弾きましたが
フルートにこんなにも技巧があったのかぁぁぁと本番でも圧巻しておりました。

彼女はドイツ人で、同じ学校の先生でもあります。大変静かな方ですが、
フルートを持つと、変身します。お客さんもびっくりしていました。

彼女とは明日にも、同じプログラムで演奏会でご一緒します。

そしてこちらは聴きに来てくれた、同じく職場の同僚である歌の先生です。060.gif
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何がおかしかったのかもう忘れましたが・・とにかく笑う笑う。。

そしてこんな状況でも・・・

わたくしは笑っておりました。。。
チェリストとの本番の後に起こった出来事です。コワっっっ!031.gif
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ちなみにチェロの先端に刺されることなく、無事に生きております。037.gif

ある別の本番のあとに、「舞台の上でも微笑んでくださいますか・・・・」とある方に言ってくださった
こともあったためか、気がつくと微笑むというより、笑ってばかりだったみたいです。。。。

笑うところに福来るとありますが・・怒ったり泣いたりするより、よいのかもしれませんね。。

こちらは、弦楽四重奏の方々と一緒に出演した演奏会のリハーサルの模様。
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場所はシュタイナー学校のホールです。音響は抜群でした。
ホールのバックにあるステンドグラスが風情あってきれいでした。
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実は、昨年よりこのシュタイナー学校で専属のピアノ教師としても、
音大のお仕事と兼ねて教えています。

今回はシュタイナー学校の器楽講師の演奏会という形でしたが、皆さんプロの演奏家
として活躍されている方々で、レベルの高さにびっくりいたしました。

と・・ここ最近のことですが、すでにたくさんご報告することがありました。。

一度に多大な量を読んで頂くことにならないためにも、更新はできるだけ多くする方が
理想的ですね。。できるだけがんばります。。001.gif
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by pianist_naomiy | 2010-05-22 09:41 | 外国

やっと

やっとハンブルグにも春がやってきたようです!!!!!b0177415_2403358.jpg
今年は長~~い冬でした。現地のドイツ人も、「こんなに長い冬はここ

20年なかった・・もう~~いいっ!」と言っているほどでした。

わたくし自身にとっては、生まれてこの方初めての長~~い冬でした。

そういうことをハンブルグに住むロシア人のお友達と話していると、
「やっと冬を味わえた感じで嬉しかった~。ロシアの冬は毎年6カ月続く
から、それに比べるとまだまだだけど。」

!!ロシアには住めません。。。

暗く寒い日々が来る日も来る日も続いていたのですが、積もった雪の
純白な美しさは特別な静寂と感動を与えてくれ、

寒~~い中のお散歩も意外に楽しんでおりました。

とはいえ、やはり寒~~いより暖かい方がほっとします。。

先日は零下が続いていた気温も、いきなり15度となり、
太陽も久しぶりに顔を出してくれました。

外へ出れずにはおらず・・また春休みということもあり
お散歩へ行きました。

さて・・何も書かなかったここ数日間に・・わざわざお便りくださった方々、
どうも有難うございます。ご心配おかけしました。。

先月2月から今日まで、いろいろなことを経験していました。

実は誕生日を迎えていました!いろいろな方から美味しいチョコレートを頂きました。
ドイツ産だけでなく、スイス産、ベルギー産も頂き、感激していました。

お礼にパーティを計画していたところ・・・現在こちらで大流行のノロウィルスというのに
やられてしまい・・大変でしたっ・・。

ノロウィルスは胃腸系にやって来るものですが、嘔吐、下痢など食べ物は何も
受け付けてくれなくなるんです。。

後になってわかったのですが、生徒の中にも同じ症状だった人達がいて・・
しっかりと頂いてしまったようです。笑

瀕死の状態を味わいましたが、数日で回復して、今はお陰さまでとても元気です。!

♪♪♪♪

回復後には、チェリストの室内楽の演奏会がありました。

ロベルト・シューマンの生誕200周年記念をお祝いして、プログラムは
全てシューマンでした。

チェロとピアノの為の曲は、シューマンの終期に手掛けられたものがほとんどで
大変熟円した表現に満ちており、演奏に携わることができて幸せでした。

シューマンの歩んだ人生、そして彼が音楽を通してひたすら求めた真実は
200年という時を経た今でも、人の心を揺さぶるものだと新たに感じます。

演奏会には、わたくしのWebサイトを見て来てくださった方もいらっしゃり
感謝しています。

そして演奏後の舞台では、日本人のお友達がお花を届けてくださり、感動でした!

ドイツの舞台で日本語を聞いたのは実は初めてのことだったのですが、
思いがけずとても心にじ~~んときました。やはり母国語は心に染みるものですね!

♪♪♪♪

その数日後には生徒との演奏会がありました。また一つ大きくなった皆の成長や、
自ら喜んで弾いている姿には特別な感動があります。

予想以上に多くの方々が聴きに来てくださり、大変よい雰囲気の演奏会となりました。

またいろいろな方々より演奏会の申し出を頂き、お話をしたりとで・・
日々があっという間に過ぎておりました。演奏会の詳細は後ほどお知らせ致します。

全ての方々との出会いには、何度思い起こしても感謝せずにはいられません。

♪♪♪♪

一度ブログを書かなくなると・・・まるで真冬にコタツから出られなくなった
ネコみたく・・書けなくなって行くものだと感じてます。笑・・
(ちなみに今の家にコタツはなく、ネコもいませんが・・)

でも暖かくなってきたので、またブログの更新もより増やしていけるようになると
思っております。(??・・気温は関係ないですね・・・)

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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by pianist_naomiy | 2010-03-20 02:46 | 外国

新年早々♪

一月も後半となりましたが・・・遅ればせがら・・

明けましておめでとうございます!!

どうか今年も皆さまにとって素晴らしい年となりますように
願っております!

また様々な形で持って、より音楽に貢献できればと、節に願っております!

心から音楽の感動を待っていらっしゃる方々のために、今年も精進して参ります!

♪♪♪♪♪

さて・・今月早速、本番がありました。初めて一緒に演奏することと
なった、メゾソプラノ歌手、ルバ・ランスカヤとの出演でした。

名前の響き通り、ロシア人の方です。ソビエト時代の強弁な
ロシア音楽圏出身であります!

彼女の歌声は大変豊かで、時に悲しみを癒す慰めの調べを、
また時にはロシア音楽家特有の力強さで持って、聴く者の
心も力づけてくれる感動を与えてくれます!

素晴らしい音楽家です!

ブラームス音楽院の歌科の先生もしていらっしゃいます。
同じ職場の同僚として知り合いました。

大変、きさくで温かい方です!一緒に合わせていると、学ぶことがたくさんです。

練習の合間に060.gif
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彼女には20歳になる娘さんがいますが、来月からなんと日本へ
行かれるそうです!

日本文化に大変感化され、長年来日を待ち望んでいたそうです!

なんだか・・・不思議です。。何がかと言いますと・・

ドイツで生まれ育った人が、行ったことのない遥か遠くの
日本に興味を持ち、現地に住むことを望み・・・

そして・・・日本で生まれ育った人(わたくし自身であります・・)が、
ドイツ文化に惹かれ・・・現在はそこで生活している・・・

という事実がです。。。

人がある事に対して興味を持ち惹かれるという現象は、素晴らしいこと
ではありますが、不思議なこともたくさんです。。

上者のどちらも、幼少のときには、海外へ行くことを望んでいなかったのに・・
ある事柄や出会いがきっかけで、思いも寄らなかった転機が訪れたのですから。。

今年も様々な一つ一つの出会いを大事にしていけたらと思っております。

そして・・・出会いによって導かれる価値ある事柄に柔軟であれたらと
望んでおります!

最善を尽くして参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!
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by pianist_naomiy | 2010-01-22 08:18 | 外国

実は今年の2月にスタインウェイ社より、スタインウェイアーティストという称号を
頂きました。

世界中で有名であり、また多くの著名なピアニストが率先して演奏会で好んで弾く
スタインウェイピアノ。

このピアノの持つ魅力的で多彩な音色にはいつ聴いても、いつ弾いても魅了されます。
心情の色彩をそのまま音に変えてくれる不思議な魔法には驚かされます。

その楽器と同じ名である会社よりアーティストとして選んで頂きましたことに、大変有難く
また光栄に思っております。

♪♪♪♪♪

今年の5月に スウェーデンの首都でのデュオの演奏会 の際に、初めてでしたが
(Steinway Gallery Stockholm)を訪ねていました。

実はそのことがきっかけとなり、スタインウェイ・ストックホルム社のホールでのソロ演奏会の
ご招待を頂き、スタインウェイアーティストとして出演することになりました。

有難いことに演奏会を勧めてくださったのは、同社で当時の社長である方でした。
そのことより、さらにビックリしましたのはその方にお会いしたときでした!

社長さんとスタインウェイ・ストックホルム社でお会いできるということで、わたくしは年配の方を
勝手に想像しておりましたが、なんとあまり年齢もわたくしとあまり変わらず、社長さんにしては
非常~~にお若い方でした。

スタインウェイ・ハンブルグよりご紹介を受けた後、メールで確認のご連絡していましたので、
名前は知っておりましたが、実際にご挨拶のときに同じ名をご本人より伺ったときは、驚いて
しまいました。

スタインウェイ・ストックホルム社を創立された貴重な方ということでした。まだ数年と満たない
新しい会社のようです。

♪♪♪♪♪♪

お会いしてすぐ少し自己紹介をした後に、

その社長さんより、「ここにあるピアノ全部弾いてみて!一番気に入ったピアノで
練習していいよ。」と、とーーても気さくに言われ、

「ううん・・どれにしよう・・」と弾きながらも迷っていると、

「例えばこれとかねえ♪」となんとご本人自らが弾かれたのでした。

パラパラと数秒弾かれましたが、その音がとんでもなくプロフェッショナルだったので
驚いてしまいました。

思わずすぐに、「ひょっとしてコンサートピアニストでいらっしゃいますか?!」と聞くと、

「ああ、うん。その通りだよ!僕はスウェーデンの王立音楽院を出たあと、モスクワとロンドンの
音楽院にピアノで留学してたんだ。それで帰って来た後に、ここストックホルムにスタインウェイ社を
創立したんだよ。^-^」と、すごい事をまた気さくに答えられたのでした!

そのうえ、ピアニストとして祖国だけではなく、ドイツ(にも!)周られるほど活躍していらっしゃいます!
さらには、スタインウェイ社で社長としていれなくなるほど、忙しくなられたということでした。

わたくしが実際にお会いした時にもすでに、社長を辞められる直前と言われていました。
事実現在は、まだお会いしたことのない女性が社長をされています。実際に演奏会の日時などを
取り決めてくださったのは彼女です。

ご自身活躍されるピアニストの方から聴いて頂いた(聴かれてしまうことになった^^)後に演奏会の
ご提案を頂けましたことにも、大変光栄に思っております。また偶然にも辞められる直前にお会い
できたのは、大変幸運なことだと感じています。

ですがもし、わたくしの演奏を身近に聴かれる前に、素性を知っていましたら、それはそれは緊張して
ピアノが弾けなかったかもしれません。。。。

こちらは当時の社長であり、ピアニストであられる マグヌス・スヴェンソン( Magnus Svensson )氏と。
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実は非常に背が高い方でしたので、写真に納まるため、わたくしだけが舞台に上がっています。。

演奏会は約2カ月後の9月と決定しております。現在スタインウェイ・ストックホルム社のホームページにもご紹介くださっています。

もっと前より決定していましたが、念のためホームページなどで正式にお知らせがあるまで、
待っていました。

今現在はライプツッヒでの音楽祭の準備に集中しているところです。ハンブルグへ戻ってきたら
現地のライプツッヒのことを書きます ♪
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by pianist_naomiy | 2009-07-21 09:05 | 外国

復帰 ♪

先日のブログにダウンしました・・と書いたあと、12時間ほどひたすら寝続けました。Zzz

処方されたお薬と、はちみつをたくさん入れたハーブティー2Lほどを飲み続けた成果があったようで
運良くなんとか復帰いたしました。フ~ラフラではありましたが。。

本番の前日の出来事でしたので、何人かの方々に冷や汗をかかせてしまいました。。

なんといっても、大衝撃を受けていてたのは、共演者のチェリストでした。。。
当然のことですね。。報告したとき、ムンクの叫びを見た気がしました。。

ごめんなさいっ・・・!

とにかく関わってくださっている方々を想って、絶対に明日は喜んで舞台に立っていると自分に
言い聞かせました。その想いと、温かい声をかけてくださった方々のお陰で、舞台に立つことが
できたように思えます。

演奏会の主催は、ルドルフ・シュタイナー学校系列の音楽学校でした。シュタイナー教育とは
精神の成熟を目的としている素晴らしい教育で、そこでの演奏会に出演させて頂くことができ
大変光栄に思っています。

本番直前はフラフラでしたが、演奏中はチェロの音色と音楽に支えられ、不思議とどんどん元気に
なっていきました。

今回の演奏会はお話つきでした。ギターリストであり、音楽哲学者であるユルゲン・ブラウバッハ
(Jürgen Braubach)という先生が進んで申し出てくださり、それぞれの曲の解説を見事に
お話してくださいました。

著名な作曲家が、どのような状況のもと、どのような想いで全身全霊を込めて音を想いに託したか
という事実に少しでも近づけるとき、音楽への扉は徐々に開いていくと、演奏の間のお話を聞きながら
感じていました。

この方を含め、実は今回の演奏会に出演した3人は皆、同じ大学の職場で教鞭を取っています。
お話くださった方はすでに約30年間教えていらっしゃり、チェリストは今年からチェロクラスの
担当をしています。

今回様々な作曲がありましたが、チェリストの希望で、彼の故郷であるアルメニア人作曲家の曲も
演奏いたしました。

日本人であるピアニストが一緒でいいのだろうかとご本人に聞きましたが・・なぜか即決定いたしました。

剣の舞で有名なアラム・ハチャトウリアン以外は作曲家で知られている人はいない国かもしれません。
アルメニアの曲は非常に民族色が濃く、時には激しく時にはメランコリーで心を揺さぶるメロディーが
特徴です。

アルメニア人であるチェリスト自身の演奏にもそうのような独特な民族色を感じます。一緒に演奏を
するということは、そのキャラクターをこちらにも同等に求められるわけですから、それ相当の並々
ならぬ感情溢れる演奏が常に必要とされます。

今回一緒に弾くことができて、すごく楽しかったです。

この写真ではチェリストの方が疲れて見えます。。
直前にショックを与えてしまったからでしょうか。。。
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アルメニアの血をひいていないわたくしは、時間をかけてたくさんのお話や音楽を聴いている内に徐々に近づけた気がいたします。

チェリストご本人よりは、「絶対君はどこかにアルメニアの血が入っているに違いない。」と根拠もないことで、アルメニア語を話されることもありますが、そんな時はなんて言っているのか全くわかりません。。
コンニチワ、アリガトウ、元気??、イイよ、イヤだーの5つならわかりますが。。。

今週は全く違う本番が予定されています。普段は元気なのですが・・またダウンして、周りの方をびっくりさせないためにも・・・
今日はこれからゆっくりと休みます。014.gif
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by pianist_naomiy | 2009-06-28 22:01 | 外国

北ドイツでは年で一番美しい時期と言われている5月もあっという間に過ぎ去り、一斉に咲いた
お花もほとんど散ってしまいました。その代わり爽やかな緑がとても印象的な6月を迎えました。b0177415_8212944.jpg
先月は「北欧のエンジェル」と共演の演奏会を書き記しましたが、今月は全く別の国のチェリストと
全く違うプログラムの演奏会が予定されています。さらに同じ月に別のソロの本番も控えていますので、
先週はしばらく練習に集中していました。

今月のデュオコンサートで共演するチェリストは、アンドラニック・サルクスヤン (Andranik Sargsyan)
という名で、出身はアルメニア共和国です。

日本のクラシック音楽界でその国の名が知られることになったのは、前回のエリザベート王妃国際音楽
コンクールのヴァイオリン部門で、同国出身のセルゲイ・ハチャトウリヤンが圧倒的な優勝をしたことが
きっかけのようです。

アルメニアという国はほぼ中東に位置し、以前は旧ソビエト連邦に属する最西端の地域でもありました。
なので現在活躍するアルメニア出身の音楽家のほとんどは、奏法や音楽解釈においてロシア音楽教育圏
で育ったとほぼ断言してよいほど、ロシア人音楽家の影響を直に受けているようです。

それのみではなく、非常に情熱的な民族の血が演奏にも反映し、聴く者に息を呑むほどほとばしる
独特な熱い感動を与えてくれます。初めて生で聴いたときは、その情熱にとにかく圧倒されました。

その国の出身であるアンドラニック。巨匠ロストロホーヴィッチの奏法を受け継いでいるそうです。

祖国アルメニアでは、アルメニアフィルハーモニーという、昨年は初来日もした全世界で活躍する名門
オーケストラの一員として活躍していました。現在はハンブルグを拠点に、室内楽を中心にドイツ各地で
招待され、頻繁な演奏活動の傍ら、教師としても活躍しています。

ピアニストを探しているチェリストがいるからと、知人の紹介で出会うこととなり、初めての共演から数年に
なりますが、先日ついに知った事実があります。なんと彼、アルメニアでモデルさんとしても働いていた
ことがあったでそうです!街でスカウトされたらしいです。

容姿も端整で背もものすごく高く、さらにすごーーくインパクトあるうえ、芸術家的な憂暗ある雰囲気
ですし、声も声優さんのように深いですので、なるほどーと関心しました。こちらでもドイツ人女性には
ものすごく神秘的に見えるようです。 

話す説得力もすごいですので、以前冗談で、「第二のシュワルツネッカー(ドイツ人俳優だった
シュワちゃん)になったら???(笑)」と言ってしまったことがありましたが、実際にモデルさんだった
ということが発覚したのでした。

そのモデル時代の素敵な秘蔵写真も見せてくれましたが、版権に関わるため、残念ながらここでは
公開できないようです。とりあえず別の写真です。
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ドイツへ来たばかりの頃自分の先生に、ここ(ドイツ)では笑わないとダメだよ・・と言われたそうです。
確かに厳格な雰囲気かもしれません。知りあってしばらくしてからご本人にも言いましたが、初対面は
ほんとうに怖かったです。。表情を真似してみましたが・・やはり・・・簡単にはできません。。
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でも実は、非常に思いやりあふれ、賢くユーモアのある素晴らしい人格者です。お話してると学ぶことが
たくさんです。時々度が過ぎたユーモアでいじめられますが。。

この方から近くで見られますと、たとえ微笑まれても、怖れ多く緊張いたします。。
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この写真ではわかりにくいかもしれませんが、ちなみに年齢差は一年です。。

今回はお話つきの演奏会となっています。素晴らしい名曲のエピソードも皆さまにお伝えできるようと、
案を練っている際中です。楽しんでがんばれたらと思います!
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by pianist_naomiy | 2009-06-04 09:37 | 外国

緯度が高いところですので、この時期でも夜の10時半ぐらいまで明るかったです。
ストックホルムでの本番が終わったあと、とにかく森へ行ってみたかったので、共演者のクリスティーナと夜の道を散歩しました。ひたすら歩いて歩いて歩くと、そこには別世界が広がっており、日が沈みかけている濃紺な空と暗く美しい草原が見えるのみでした。ここまで来ると、地面もアスファルトではなく土の温かさを感じます。空気がとても澄んでいて、杉の香りを運ぶ風が心地よかったです。
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実は皆によく「天使」と呼ばれているクリスティーナ。まさに「北欧のエンジェル」です。たとえ闇の中にいてもこの通り!
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スウェーデンの人たちはとても親切で、演奏会のあとも多くの方々が温かな声をかけてくださいました。こちらは演奏会を主催してくださった方とです。
初めてお会いしました。
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本番の直前にこの方より、「遠い大陸から来ているピアニストですし、どうかお客さまのために、何でもよいので是非スピーチをしてほしい!」と突然依頼を頂き、、突然なるお話をいたしました。(汗)
スウェーデンの皆さまは、英語がペラペラでしたが、結局その時は、クリスティーナにドイツ語からスウェーデン語に訳してもらいました。今回の選曲の意図や、いかにスウェーデンの方々や伝統ある風景に感激したかをお話しているうちに、あっという間にスピーチの時間はなんとか無事に終わってしまいました。

今回お会いしたストックホルムの方々に、「また絶対来てほしい!約束できる??」ときかれましたので、約束してしまいました。また行きます!!!

これを書いています今日はハンブルグでの演奏会でした。無事に終わりましたが、この「今日」のことはまたにしようと思います。

こちらはストックホルム旧華街です。スウェーデン国旗の下にて。素敵な伝統がそのまま残されています。
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by pianist_naomiy | 2009-05-18 10:27 | 外国

スウェーデンの首都

とにかく綺麗でしたので写真をたくさん撮ってしまいました。同行者にものすご~く不思議がられました。日本人は写真を撮るのが好きな民族とよく言われますが、やはり血が騒いだのかもしれません。。今回はそのギャラリーの一部になりますがupいたしました。

ドイツの地を飛び立つと、天気がよかったので、そこにはすぐ純真な青い空と
白い雲が一面に!癒される瞬間です。b0177415_901446.jpg

北ドイツより約一時間半の飛行の後、首都ストックホルムに到着し、ここでも幸いなことに青空に恵まれました。海岸に面している港町で、昔は水の底だった場所もあり、特有の石垣が所どころに見られました。b0177415_827591.jpg
















中心街の港です。ハンブルグの光景の一部に似ているかもしれません。少し懐かしい感じがしました。
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泊まった所の目の前は教会でした。天気がよいとお墓も美しく見えます。お散歩には抜群の所でした。
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今回まだupできていない夜の森林風景なども大変綺麗でした。他の写真はまた次回にいたします。では近いうちに!
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by pianist_naomiy | 2009-05-16 09:35 | 外国

行ってきました

先週末にスウェーデンへ行ってきました。

実は旅立つ前日の夜に、「行ってきます」と題して、何をしに行くかを書いていたのですが
なんと全てキレイに消えてしまったのです。というより自ら誤って消したのでしょう。。。
連日の勤務でちょうど疲れていたこともあり、最後の力をふりしぼって書いているときに
事態は発生したので、力尽きてしまい、その翌日そのまま旅立ってしまいました。。(涙涙)

さて、、前置きはどうでもよいとして、、何をしにスウェーデンへ行っていたのかと申しますと、
首都ストックホルムでの演奏会のためでした。今回の共演者であるクリスティーナ・ヨハンソン
(Kristina Johansson)の故郷にもなる国です。

クリスティーナは、過去に初めてハンブルグ音大の学内演奏会に出演したときに、偶然居合わせた
ハンブルグでの音楽歌劇場のマネージャーに声をかけられ、それ以来定期的に歌劇場に出演している
素晴らしいソプラノ歌手です。

その演奏会に招待してくれたので、わたくしも聴く機会に恵まれましたが、彼女は歌声だけでなく
舞台に立ったときから、華やかで大変上品な雰囲気を持って、たくさんのお客さんを魅了していました。

何度か共演したことがきっかけとなり、今回一緒に演奏会に出演することとなりました。今ではお互いに
b0177415_7234075.jpgプライベートでもよき友人の一人です。

やっとやって来た春の喜びを、音楽でも皆さまに楽しんで味わって頂けたらと、今回は春に関連するプログラムを二人で考えました。

プログラムは、ドイツ語歌曲、スウェーデン語歌曲を中心に、またピアノソロでも春に関連する、シューマンの歌曲よりリスト編曲の「春の夜」なども入れました。この曲の移り変わるハーモニーや旋律のときにぞっとするような美しさには、特に春の風景の中で聴いたり演奏したりすると、特別に惹かれます。大好きな曲の一つでもあります。

スウェーデン語歌曲はクリスティーナに会うまで、出会うことがありませでしたが、またドイツ語歌曲とは違った趣きがあり、弾いていると、北欧の繊細な木々を静かに駆け抜ける風や、独特な静けさの美しさも感じられ、また新たな世界に出会うこととなりました。

初めて行くこととなったスウェーデンで野原や森を散歩しましたが、実際の風景はそれと似ていながら
北欧にしか育たない繊細な木々がいっぱいで、首都ストックホルムの街も想像をはるかに超えるほど
綺麗でした。帰ってきた直後よりまた勤務が続いていますが、今でも感動にひたっているところです。
写真は後ほどupいたします ♪

こちらはまた家の近くの「春」模様の一部です。
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by pianist_naomiy | 2009-05-13 08:55 | 外国