頂きました。
世界中で有名であり、また多くの著名なピアニストが率先して演奏会で好んで弾く
スタインウェイピアノ。
このピアノの持つ魅力的で多彩な音色にはいつ聴いても、いつ弾いても魅了されます。
心情の色彩をそのまま音に変えてくれる不思議な魔法には驚かされます。
その楽器と同じ名である会社よりアーティストとして選んで頂きましたことに、大変有難く
また光栄に思っております。
♪♪♪♪♪
今年の5月に スウェーデンの首都でのデュオの演奏会 の際に、初めてでしたが
(Steinway Gallery Stockholm)を訪ねていました。
実はそのことがきっかけとなり、スタインウェイ・ストックホルム社のホールでのソロ演奏会の
ご招待を頂き、スタインウェイアーティストとして出演することになりました。
有難いことに演奏会を勧めてくださったのは、同社で当時の社長である方でした。
そのことより、さらにビックリしましたのはその方にお会いしたときでした!
社長さんとスタインウェイ・ストックホルム社でお会いできるということで、わたくしは年配の方を
勝手に想像しておりましたが、なんとあまり年齢もわたくしとあまり変わらず、社長さんにしては
非常~~にお若い方でした。
スタインウェイ・ハンブルグよりご紹介を受けた後、メールで確認のご連絡していましたので、
名前は知っておりましたが、実際にご挨拶のときに同じ名をご本人より伺ったときは、驚いて
しまいました。
スタインウェイ・ストックホルム社を創立された貴重な方ということでした。まだ数年と満たない
新しい会社のようです。
♪♪♪♪♪♪
お会いしてすぐ少し自己紹介をした後に、
その社長さんより、「ここにあるピアノ全部弾いてみて!一番気に入ったピアノで
練習していいよ。」と、とーーても気さくに言われ、
「ううん・・どれにしよう・・」と弾きながらも迷っていると、
「例えばこれとかねえ♪」となんとご本人自らが弾かれたのでした。
パラパラと数秒弾かれましたが、その音がとんでもなくプロフェッショナルだったので
驚いてしまいました。
思わずすぐに、「ひょっとしてコンサートピアニストでいらっしゃいますか?!」と聞くと、
「ああ、うん。その通りだよ!僕はスウェーデンの王立音楽院を出たあと、モスクワとロンドンの
音楽院にピアノで留学してたんだ。それで帰って来た後に、ここストックホルムにスタインウェイ社を
創立したんだよ。^-^」と、すごい事をまた気さくに答えられたのでした!
そのうえ、ピアニストとして祖国だけではなく、ドイツ(にも!)周られるほど活躍していらっしゃいます!
さらには、スタインウェイ社で社長としていれなくなるほど、忙しくなられたということでした。
わたくしが実際にお会いした時にもすでに、社長を辞められる直前と言われていました。
事実現在は、まだお会いしたことのない女性が社長をされています。実際に演奏会の日時などを
取り決めてくださったのは彼女です。
ご自身活躍されるピアニストの方から聴いて頂いた(聴かれてしまうことになった^^)後に演奏会の
ご提案を頂けましたことにも、大変光栄に思っております。また偶然にも辞められる直前にお会い
できたのは、大変幸運なことだと感じています。
ですがもし、わたくしの演奏を身近に聴かれる前に、素性を知っていましたら、それはそれは緊張して
ピアノが弾けなかったかもしれません。。。。
こちらは当時の社長であり、ピアニストであられる マグヌス・スヴェンソン( Magnus Svensson )氏と。

実は非常に背が高い方でしたので、写真に納まるため、わたくしだけが舞台に上がっています。。
演奏会は約2カ月後の9月と決定しております。現在スタインウェイ・ストックホルム社のホームページにもご紹介くださっています。
もっと前より決定していましたが、念のためホームページなどで正式にお知らせがあるまで、
待っていました。
今現在はライプツッヒでの音楽祭の準備に集中しているところです。ハンブルグへ戻ってきたら
現地のライプツッヒのことを書きます ♪